今日は、「ゼクシィnet」パフォーマンスレポートで、
【フォトギャラリー】判定→【フェア一覧】判定(※判定:参画エリア内で参画した会場の結果平均値であるS,A,B,C)を見比べた時、判定が下がってしまっている式場さんがすべき対策は、「フォト対策」と「プラン対策」です。
ゼクシィnetパフォーマンスレポートを使った自社診断の仕方を扱った記事は▼コチラのリンクから▼
【vol.4】ゼクシィnetパフォーマンスレポートの読み解き方
しかし【プラン】の判定は非公開であるため、上記比較で判定が下がっている場合、【フォトギャラリー】に問題があるか【プラン】に問題があるのか判断しきれないのが現状です。
一方で、ほとんどの方にとって結婚式は初めてで、費用感・予算感が分からない方が多いため、メディアの「プラン」でざっと予算感を知り、費用感に関してさほど重要視していないユーザーは、そのままフェア検討に至りますし、重要視しているユーザーは「みんなのウエディング」や「ウエディングパーク」といったメディアでユーザーが投稿した見積もりをさらに読み込む、という流れになります。
この流れを考えても、メディア「プラン」において、適切なラインナップを適切な個数、適切な入力方法を心掛けて入力することが、フェア検討に繋がり易くなることは間違いありませんので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
▼目次▼
プランはいくつ入力すべき?
皆さんが、どこかへ旅行に行こうかと旅行サイトを見て、良いな~と思ったホテルのプランを開いた時、プランが「スタンダード朝食付プラン」か「レイトチェックインプラン」の2つだけだったらどうでしょうか?
😭選びようがないでしょうし、朝食はいらないけれど、通常の時刻にチェックインしたいなど、条件がマッチしなければ検討をやめてしまうでしょう😭
では、逆にプランが20個あったらどうでしょうか?
😭スマホで20個プランが並ぶと、スクロールしてもスクリールしてもプランが表示され、違いが分からず、これまた検討をやめてしまうでしょう😭
ということで、スマホ時代、プランの適切な登録数は6~8個程度だと個人的に思っています。
プランのラインナップはどうすべき?
プランのラインナップ検討の基本は、
ユーザー側から見れば、【自分の希望・立場が当てはまるプランが必ずある】という状態にすること、
式場側からみれば、【訴求対象を分けたプラン設計】をすることです。
具体的に言えば、
①通年プラン(通年プランが基準料金として判断されます)
②シーズンプラン(春プラン・夏プラン・秋プラン・冬プラン、もしくは直近のシーズンは、直近シーズンプランなど)
③特定の要望を持ったユーザー向けのプラン
これらを登録しておくことはオススメです。
特定の要望で言うと、「少人数・家族婚プラン」「マタニティプラン」「ファミリーウェディングプラン」「平日プラン」などが該当しますね。
プラン名はどうすべき?
プラン名は、プラン名を見ただけでそのプランの内容が分かるようなものにする必要があります。
リアル接客のように、チラシを使ってプランを説明する場合は、プラン名も内容も金額も特典も、全てが一度に目に入りますが、web上で情報を見る場合、多くの場合はタイトルだけが見えていて、そこで興味を抱けばタップして、詳細を見る、という流れになるからです。
例えば、ホテルの宿泊プランを見た時に、
「〇〇ホテル スタンダード宿泊プレミアムプラン」
を見た時にタップしてみようと思いますか?
😭おそらく思えないでしょう😭
では、
「直前限定プラン★14時チェックイン&12時チェックアウトゆったりプラン〈朝食付き〉」
でしたら、少し興味を持ってもらえるのではないでしょうか?
ウエディングで言えば(プラン名を入力する時にも文字制限があるとは思いますが)
・〈いつ〉の時期向けのプランか
・〈何人〉のウエディングで使えるプランか
・〈いくら〉ぐらいのプランか
・〈特典〉はどういったものが付いてくるか
などタイトルに組み込めると良いでしょう👍。
プラン登録の注意点は?
3つのポイントを紹介します。
①特典
プランについている特典が、ほとんどのプランで同じである場合を多くみかけます。
しかし、プラン名には「限定特典」の文言が入っている場合もあり、そういった矛盾を感じさせないよう、特典は共通ではないほうが良いでしょう。
②人数表記
【50名250万のオータムプラン】と【60名300万ウィンタープラン】、
結局どっちがどれくらいお得なのか分からない!という状況にならないよう、シーズンプランは人数を合わせることをオススメします。
③他メディアとの情報横断
「ゼクシィnet」には入力されているけれど、「マイナビウエディング」には入力されていない、
「みんなのウェディング」には入力されているけれど、「ゼクシィnet」には入力されていない、
など、メディアによって入力されているプランが違っている式場多くみかけます。
これはおそらく、プランナーさんが手分けをしてメディアを担当し、横の情報共有が出来ていないため、担当者によって登録しているプランが違う、という状況につながっているのかと思います。
ただ、これは決して良い状態ではなく、ユーザー側はメディアを横断して情報収集するわけなので、式場側もメディア横断で考えなければなりません。
また、同じプランであっても、プラン名がメディアごとに違うことや、金額も違うケースも多くみかけます。
プラン名が違うことは、メディアによってプランタイトルの文字数制限が違い、入力できる文字が多いメディアはその特性を生かして情報を付け足したプラン名をつけても良いと思いますが、あくまで、同じプランであるとユーザーが認識できる程度にすることも心掛けた方が良いです。
まとめ
「金額」については、結婚式の特性上、ひと組ひと組違うだけでなく、契約していただく時ですら確定できるものではない、という、ユーザーにとっては、とっても特殊な買い物です。
そういったことも踏まえ、誠実に、見やすく、分かり易い表記を心掛けてメンテナンスすると良いと思います♡