前回まで「Web対策」といっても、やるべきことは沢山あって、メディアごとに役割も目的も違う、という話をしてきました。
まだ読んでいない方は▼コチラのリンクから▼
web対策の全体像を知ろう~メディアごとの役割と目的~
今日は、一体まず、何から手をつけたら良いの?という話です。
結論からお伝えすると、「ウエディングメディア」の対策からすべきなんです。
▼目次▼
理由1:サイトへの集客活動は、ウエディングメディアがしてくれる
素晴らしい施設やサービスがあったとして、それを知ってもらうために写真撮りして、足を運んでもらうための魅力的なフェアを考えて、自社のホームページに情報を掲載しても、ホームページにユーザーが来てくれなければ、残念ながらその情報は日の目を見ることはありません。
※ただし、よっぽど知名度があって、ご新郎・新婦が式場選びをする、となったときに、「〇〇で結婚式をすると小さい頃から決めていた!」とか、何の情報も見ずに「〇〇は必ず見学したい!」と思ってもらえる式場は別かもしれませんが、その立場の式場・ホテルは稀でしょう。
そう考えると、自社のホームページで集客するためには、ほとんどの式場・ホテルで、ホームページに来てもらえる人をいかに増やすのか、という対策を考えなければなりません。
すぐに考えられることとしては、web広告を出して、そこから自社ホームページに飛んでもらう方法ですね。ただ、プランナーにとって、効果的なweb広告の出し方を考えるってハードルが高く感じるのではないでしょうか。
一方で、ウエディングメディアは、どのメディアもこぞって、自社のメディアに来てもらうための広告を出しています。
雑誌「ゼクシィ」はテレビCMも流れていますし、Google検索で「東京 結婚式」と検索窓に入れれば(「〇〇(式場名) 結婚式」で検索窓に入れても)、「ゼクシィnet」「マイナビウエディング」「Hanayume」「ウエディングパーク」「みんなのウェディング」いづれかのウエディングメディアの広告がまずは表示されませんか?
特に「ゼクシィnet」は、圧倒的な認知度がありますので、検討初期段階のご新郎・新婦が、ウエディング情報を探すために検索した時、クリック(タップ)される確率は高く、そこから、自分たちの式場の情報にユーザーが流れてきています。
ということで、まずは「ゼクシィnet」に掲載している式場は、「ゼクシィnet」の情報を整えることから始めなければならない、ということが言えるでしょう。
理由2:サイト内のユーザビリティもウエディングメディアが考えてくれる
例えば、自社のホームページをリニューアルする、となった時、デザインはもちろん、どんなサイト構成になっていれば、ユーザーはサイト内をスムーズに動くことが出来て、満足度も利便性も高めることができるのか考えることは容易ではないですよね。
でも、ウエディングメディアの場合、そのメディアを訪れるユーザーの多くが辿る動きを、逐一メディア側のプロが把握していて、そういったユーザーが動きやすいようなサイト構成、好まれそうなサイトデザインに常にアップデートし続けてくれています。
だから、式場のプランナーからすると、その整備しつくされたサイトに情報を入力するだけで、ユーザーの利便性にあった自社プチサイトを手に入れられるようなものなのです。
この「形」が決まっているウエディングメディア対策ができなければ、「形」から考える、自社ホームページ対策はとても出来るものではないということも同時に言えますね。
結論
ウエディングメディアはサイトへの集客も、内部メンテナンスもしてくれるため、式場プランナーは、純粋に掲載する情報だけを考えれば済む、という、web集客の中でも、比較的難易度の低く、即効性が高い作業がウエディングメディア対策です。
ただ、難易度が低いといっても、次回から本格的にウエディングメディアのメンテナンス方法についてもお伝えしていきますが、各メディアともに機能的特徴も違っているため、何となくの感覚で取り組むか、きちんと知識を持ったうえで取り組むか、では、雲泥の差が出てきます。
ぜひ引き続き、ウエディングメディアにどう向き合っていくのか、という記事も読んでいただければ嬉しいです😊