ウエディングの集客アップにおいて、ホームページ対策が重要要素であることは間違いありません。
ホームページ対策は、
①ホームページの「形」
②ホームページの「内容」
それぞれをブラッシュアップすることが必要であり、プランナーさんがすぐに取り組めるのは②の「内容」です、という話を前回しました✏
ホームページの改善ポイントを扱った記事は▼コチラのリンクから▼
【vol.11】誰でもすぐ分かる!集客アップのためのホームページ改善ポイント
ただ①②ともに、ホームページにユーザーが訪れた後、いかにそのユーザーに離脱されないようにするか&満足度を高めるか、という対策であり、実はそれと同時に式場のホームページを訪れるユーザーを増やす対策が必要です。今日はそのお話です♡
▼目次▼
そもそもどこからユーザーは来ているの?
これはGoogle Analytics (アクセス解析ツール)の一部分を切り取ったものです。
これを見ると、ホームページに訪れたユーザーがどこからやってきたのかを把握することができます。
①Organic Search
ユーザーが「検索エンジン」(Google検索やYahoo!検索)で何かしらの文字を入れて検索をし、その表示画面から入ってきたものです。
全体に対する割合が多いところをみても、「ゼクシィnet」などで式場を認知した後、検索画面で式場名を打ち込んでホームページに流入する、というルートを多くのユーザーが辿っているということが分かりますね。
②Paid Search
「web広告」から入ってきたものです。
検索をした時に上部に表示される「リスティング広告」などが代表的なものです。
ここから入ってきたユーザーのほとんどが、新規ユーザーであることも納得です。
③Direct
例えば、URLを直打ちして入ってきた場合や、QRコード、ブックマークやお気に入りから入ってきたものが分類されます。
④Referral
「参照元あり」というもので、他のホームページ等に貼られているリンクからの流入です。ウエディングパークは、サイトから式場ホームページに遷移させる作りになっていますので、こういった流入はここに分類されているはずです。
⑤Social
SNSからの流入です。InstagramのアカウントトップページにあるURLをタップされた時などは、ここに分類されます。
SEO対策って?
先ほどのGoogle Analyticsを見ていただいても分かる通り【Organic Search】=検索エンジンから自社ホームページに入ってくるユーザーさんが多いことが分かります。
そこで紹介したいキーワードが[SEO]です。
SEO=Search Engine Optimization=検索エンジン最適化、です。
検索エンジン最適化とは、[ページのコンテンツを改善して、検索結果一覧に高い順位で表示されるように、Webサイトの最適化を施す施策の総称]です。
検索した時に上位表示されると、クリックされる確率はもちろん高いのですが、具体的に何をしたら上位表示されるのか、ということは公表されていません。
それでも、確実に上位表示の条件として、重い比重が付けられているであろうポイントがありますので、そのうちの1つを紹介します。
タイトルとディスクリプションって?
検索をした際に、こういったホームページのタイトルと説明文が出て来ると思います。
これこそが、タイトルとディスクリプション(説明文)です。これが、SEO対策においても重要視されているポイントの1つです。
具体的に、どんなことをすれば良いのか、というと、
タイトルは、約30文字ほど入りますので、ウエディングの式場で言えば【公式】などの表記は必須であり、式場名とともに検索されやすいキーワード(エリア名や特徴など)を入れ込むと良いです。
※式場名(ホテル名)が長い場合は途中で途切れてしまう場合があるので、より注意が必要です。
またディスクリプションは、約150文字ほど入りますので、このサイトにはどんなことが書かれているのか、どんな式場なのかを、キーワードを意識しながら端的に記載することが重要です。
またこのタイトルとディスクリプションは、ページごとにつけることができますので、[フェアページ][プランページ][フォトギャラリーページ]などそれぞれに最も効果的なものを考えることをオススメします。
👀一度、自社ホームページのタイトル・ディスクリプションがどのように登録されているのか、ぜひ見てみて下さい👀
自社サイト内ブログ運用って?
もう1つ、流入を増やす施策として、今さら!?と思われそうですが「ブログ」が有効的です。
ウエディングにおいて「ブログ」というと、以前あった「ゼクシィブログ」をイメージされる方も多いと思いますが、メディア内のブログは、既に式場に興味をもった人がブログにたどり着く性質であるため、基本情報の補足やフェアの詳細をお知らせするなど、情報を補足する役割で活用するものです。
一方、自社サイト内ブログに関しては、検索から新規ユーザーを流入させるためのものとして活用ができます。
今、ユーザーがどんなことを検索しそうか想像しながら、結婚式のHow toネタを記事にしたり、プロデュースした結婚式の事例やストーリーを記事にしたり、またエリアネタ、時事ネタを組み合わせることも効果的です。文字数も700~1,000文字ほどあると良いと思いますよ。間違ってもプランナーの日記ではありません(笑)💦
まとめ
ホームページに来てくれる人を増やすことは、広告を使わない限り、とても地道な作業です。
でも、ホームページにやってきた人が、その中で情報に満足し、そのままフェア申込みをしてくれる、この流れを作ることがどの式場にとっても理想的かと思いますので、長い目で丁寧に育てていくことをオススメします😊