✅自社ホームページより、ゼクシィnetのほうが情報が豊富
✅自社ホームページの改善って自分たちでは難しいと思う
✅自社ホームページからのフェア予約が少ない
これに当てはまる式場さん、プランナーさん、意外と沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
私もプランナー時代は、まさに全部該当していたように感じます😞
ここで復習ですが、ホームページの立ち位置は広告やSNSの「ハブ」であり、「理解」を促すことが一番の役割です。
メディアごとの役割・目的を扱った記事は▼コチラのリンクから▼
【vol.2】web集客の全体像を知ろう~メディアごとの役割・目的~
では、具体的にどのような考え方をして、どのような対策をすべきなのか、お話したいと思います😊
▼目次▼
[ホームページ]への辿り着き方
「ゼクシィnet」などのウエディングメディアを見て、もっと式場の詳細が知りたくなり、ホームページを訪れる、こういったユーザーの動きはかなり多く見かけます。
そんな時、ホームページを開いてみたら、
1:いきなりフェアの告知ばかりが出て来る
2:どこに情報があるのか分からない
3:情報が少ない・古い
ということがあった場合、多くの場合離脱されてしまうでしょう。
今日はこの3つについて、ホームページを「ホームページくん👨」という人に例えながら、問題の本質と解決方法を見ていきたいと思います。
問題1:ホームページくんが強引な営業マンである
私はよく「ホームページはプランナーさんに代わり24時間働いてくれる優秀なスタッフです」と研修などで教えます。
プランナーさんがお休みの日も、早朝も、深夜も、自社に足を運んでくれたユーザーに必要な情報を提供する、という意味で言えば、web上で接客をしてくれているスタッフ=ホームページだと言えるでしょう。
では、プランナーさんはお客様が式場に来館した時に、まずどんなことをするでしょうか?
おそらく、おふたりのご希望や知りたいことをうかがったり、それに応じて自分たちの提供できるものをお話したり、という、基本的には「うかがって答える」ということを繰り返します。
しかし、ホームページの場合、ユーザーが自社ホームページに来た瞬間に、ドンっとブライダルフェア告知を出し、お客様がまだどんな式場なのかも理解できないままに「そんなのいいから、とりあえず体験してみてよ!」という対応をしているホームページくんをよく見かけます。
リアルでもweb上でも「接客する」という同じ行為であるにも関わらず、リアルでは決してしないことをweb上ではしてしまっているんですよね。
ホームページ=「強引な営業マン」ではなく、ホームページ=「お客様に寄り添う、優秀なご案内スタッフ」だと意識して、一度ホームページを見返してみましょう。
問題2:ホームページくんが迷路である
[問題1]で出てきたように、リアルな接客では、プランナーさんがお客様の要望や理解度に合わせて、ケースバイケースでご案内をしていくことができますが、ホームページに訪れたユーザーは基本的に「セルフサービス」で見て回らなければならない、ということが大きなポイントです。だからこそ、知りたい情報がどこにあるのか、分かり易く整理しておく必要があります。
具体的な対策に言うと、下記のようなことです。
✅グローバルメニュー(メニュー画面)を見えやすい位置に常に置いておく。
→スクロールしても常に見える設定にしたり、スマホにおいては三本線【三】(俗にいう“ハンバーガーマーク”)を常に見つけやすくしておくなど。
✅グローバルメニューのアイコン名も分かり易く。
→例えば“フォトギャラリー”というアイコンがあれば、「ここをタップすれば写真ある」とすぐ分かりますが、“挙式”・“パーティー会場”というアイコン名で、施設の詳細と写真の登録がされていた場合、「写真が見れる」とはユーザーに認識されません。
✅内部をリンクでつなぐ
→「フォトギャラリー」を見た人が、「料金・プラン」や「フェア情報」にすぐに遷移できるよう、フォトギャラリーの途中などにも、フェア画面へのリンクを貼っておくなどの対策をする。
これらは、ホームページを「形」と「内容」で考えれば、「形」の対策であり、具体的な作業はプランナーさんがするものではなく、ホームページの制作会社に依頼する形になるでしょう。
ただ、自分たちでも、社内のプランナー以外の人にホームページを見てもらって、どんな動きをするのかモニタリングさせてもらったり、どこが分かりづらいかヒヤリングしてみたりすることで、客観的に自分たちのホームページを見つめなおすことができるでしょう。
また少し専門的になりますが、仮説を立て「Google Analytics」(アクセス解析)で検証してみる、ということも良いと思います。(この話題はまた今度扱います!)
問題3:ホームページくんが薄っぺらでアップデートされない
ホームページの新着情報が半年前、なんていう式場さんをとても多く見かけます。当然ですが、これを見た瞬間にホームページから離れているユーザーは確実に存在します。
また、もっと写真が見たい!と思ってホームページに来てみたけれど、あまり掲載がなく、また「ゼクシィnet」に戻ってしまうというパターンや、「ゼクシィnet」のプラン・料金を見てもよく分からず、ホームページを見に来たのに、登録されているのは全く同じものだった、という場合もあるでしょう。
こういったことを無くす対策は、ホームページを「形」と「内容」で考えた時の、「内容」の対策です。
これこそ、プランナーさんがまず一番にやるべきことです。
多くのユーザーさんが、「ゼクシィnet」などの情報を見た後、ホームページを訪れる、という流れを考えれば、それよりも、新しくて、深くて(丁寧で詳しい)、沢山の情報がホームページにはなくてはなりません。
この部分をぜひ、意識してメンテナンスしてみてください😊
まとめ
ざっくり、ホームページ対策、と言ってしまうと、一体何をしていいのか分からなくなってしまいますが、まずプランナーさんがやるべきことは、ホームページの「内容」に対する対策です。
✅新しい
✅深い(詳しい)
✅多い
を意識してまずは取り組んでみて下さい💻✏
次回も引き続き、より詳しいホームページ対策についてお話しようと思います。