今、プランナーさんが集客のために取り組まなければならないweb対策は、
①ウエディングメディア対策
②自社メディア対策
③広告運用
④SNS運用
と大きく分けて4つあります。
これらの対策・運用の、大きな大きなゴールは「集客」であることは間違いないのですが、それぞれのメディアには、それぞれの役割と目的があります。
ここが整理できていると、効果的な対策も考えやすくなると思いますので、まずは全体像から見てみましょう。
「認知」を担う Paid Media ~ペイドメディア~
不特定多数の方(もしくは、需要がまだ潜在的な方)に「認知」してもらうことはプロモーション活動において重要であり、その手段として、現在は【Web広告】がメインで使われています。
費用がかかる一方で、費用をかけることで効果は得られやすいことが利点、企業側から顧客・生活者に向けても一方通行になり易い、ということは欠点と言えます。
「理解」を担う Owned Media ~オウンドメディア~
ウエディングメディア等で、式場を知ったご新郎・新婦が、より詳しい情報を知るために「式場公式ホームページ」を見て理解を深める、という行動が必ずあります。
オウンドメディアの訴求対象は、既に自社を認知している、需要のある顕在層である場合が多いと言えます。
「共感」を担う Earned Media ~アーンドメディア~
そして現代、もっとも外せないメディア、アーンドメディアです。
製品も情報も溢れかえって、商品・サービスの機能自体での差別化は難しくなった時、環境問題や社会問題が世の中でも認知されるようになったことで、企業は【経済】だけでなく【社会】にとっても優秀な団体であることが重要になりました。
そういった企業の価値観やビジョンに共感できた場合に、その企業とともに、製品の価値・サービスの良さを生活者が共有する世の中となり、そこにマッチしたメディアがSNSだったと言えるのでしょう。
ウエディングメディア(ゼクシィnet、Hanayume、マイナビウエディング、ウエディングパーク、みんなのウェディング)
ここまで、ウエディングの式場が、集客のために、多くの費用と労力を費やすウエディングメディアが登場しません。
このウエディングメディアはどこに該当するのか、というと、私は▼▼▼こんなふうに考えてます。
これまで登場していた3つのメディアが描く大きな三角形の内側に、ウエディング独自の小さな三角形が存在し、それがウエディングメディアです。
その中でも、比較的「認知」の役割を強く担っているのは、「ゼクシィ」と「Hanayume」
「理解」の役割に近いのは、「マイナビウエディング」
「共感」の役割に近いのは、「ウエディングパーク」「みんなのウェディング」
ではないでしょうか。
まとめ
①ウエディングメディアの対策をするだけではコト足りない
②それぞれのメディアで目的・訴求対象が違うため、一律に「フェア申込み率」などで良し悪しを判断できるものではない
③それぞれのメディアで目的・訴求対象が違うため、一括入力では、効果は出ない
集約するとこの3点があげられます。
じゃあ、まず何から手をつければ、良いの!?という話はまた次回😊